このライトノベルがすごい! 2022の投票が終わった
こんにちは。いなごです。
本日9/22が投票締切の「このライトノベルがすごい! 2022」への投票が終わったので適当に紹介します。
作品部門
1位 義妹生活
互いに両親の不仲を見てきたため男女関係に慎重な価値観を持つ二人は、歩み寄りすぎず、対立もせず、適度な距離感を保とうと約束する。
家族の愛情に飢え孤独に努力を重ねてきたがゆえに他人に甘える術を知らない沙季と、彼女の兄としての関わり方に戸惑う悠太。
どこか似た者同士だった二人は、次第に互いとの生活に居心地の良さを感じていき……。
これはいつか恋に至るかもしれない物語。
赤の他人だった男女の関係が、少しずつ、近づいていき、ゆっくりと、変わっていく日々を綴った、恋愛生活小説。
シリーズが始まって1年ぐらい経っていると思っていたのですが、1巻の発売は今年(2021年)の1月でした。刊行ペースが早い。
2018年から同棲同居ラノベに異常な執着を持っていた私にとって、この作品が刺さらないわけはないでしょう。
同棲モノラノベ流行らんかい
— いなご (@i175s) October 28, 2018
よう実と迷いましたがここは同棲モノに異常な執着を持つラノベ読みとしてプッシュしました。
2位 ようこそ実力至上主義の教室へ
新作だけで5作品埋めることも考えたのですが、やっぱこの作品外せないんですよね。
綾小路VSホワイトルーム生、綾小路VS南雲、そして女の子たちのヒロインレース。
レベルの高い合格点を超える戦いとラブコメ オールウェイズ出してくれます。
3位 君は初恋の人、の娘
社会人として充実した日々を送る一悟は、ある夜、酔っ払いから女子高生のルナを助ける。彼女は生き別れた初恋の人、朔良と瓜二つだった。
「お母さんを知ってるんですか?」
ルナは朔良の娘で、朔良は死去していると知らされる。そして……。
「釘山さんは、心の中で慕い続けてきた、--理想の人だったんです」
ルナが朔良から聞かされていた思い出話の中の一悟に、ずっと淡い憧れを抱いていたと告白される。
「私を恋人にしてくれませんか?」
『イッチの話はいつも面白いね』
一悟はルナに在りし日の朔良の思い出を重ねて、許されない。止められない。二度目の初恋に落ちてゆく。
2021年新作表紙部門堂々の1位です。
ただひたすらにルナちゃんが可愛い。初恋の人の娘(JK)というヒロインの背徳感、中身はかなり甘いラブコメなのにそこはかとなく漂う不安、最高です。
4位 経験済みなキミと、 経験ゼロなオレが、 お付き合いする話。
2021年既刊シリーズ表紙部門堂々の1位です。
今月3巻目が出たのですが、全部の表紙がいいんですよね。もう金髪ギャルは全部magako先生にお願いしましょう。
お祭りに来るも初めてで慣れない主人公を見て「……なんであたし、初めてじゃないんだろう」と泣いてしまう白河さんがとても可愛かった。二人なりの"はじめて"を積み重ねていってほしいですね。
5位 カノジョに浮気されていた俺が、小悪魔な後輩に懐かれています
そんな俺の家に、からかい好きな後輩・志乃原真由が入り浸る春休みも明け、大学生活三年目の四月――
真由と同じ講義を受け、親友・美濃彩華にはサークルの新入生歓迎会に誘われたりと、賑やかな新学期を過ごしていた。
しかし、それでも脳裏によぎる、元カノ・相坂礼奈の言葉。
「私、浮気なんてしてないから」
付き合っていた頃の想い出と、別れを決めたあの光景が甦るなか、再会の時が訪れて……。
「ねえ、悠太くん。私のこと、嫌い?」
浮気の真相と胸に秘めた想いを明かす礼奈に、俺は――。
ちょっぴり大人の青春ラブコメ、未練と決意の第三巻!
彩華、お前が一番だ。
元カノの礼奈との関係も再スタートし、本格的な三つ巴ヒロインレースが始まってしまいバミューダトライアングル。
誰が最初にこのヒロインレースから消えるんでしょうか。
女性キャラクター部門
1位 小熊
小熊のように強く生きたい。
2位 鬼龍院楓花
「私は退学を恐れません。綾小路先輩を守るためであれば、何でもするつもりです」
「だから、あたしの許可なく勝手に潰されてないで下さいね」
「もしもの時はそうだな……力づくで乗り切ることにしよう」
「高円寺を封じ込める指揮は俺が取る」
「やれやれ、騒がしいねぇ。それじゃあ、少しだけペースを上げさせてもらおうかな」
「わ、私、どうしても綾小路くんに伝えなきゃいけないことがあって!」
全学年、全生徒、総力戦の無人島サバイバル試験、ついに決着!
突如現れた掴みどころがない顔の良い先輩。ふうかちゃん。
無人島試験最後での綾小路との共闘が印象深い。
3位 美濃彩華
そんな俺の家に、からかい好きな後輩・志乃原真由が遊びにくるようになり早二ヶ月……
たまにサークルに顔を出す、それなりの春休みを過ごす俺に、バレンタインパーティの誘いがきた。
高校時代からの親友・美濃彩華と参加した先で、「私、浮気なんてしてないから」元カノ・相坂礼奈に遭遇し!?
礼奈の言葉に動揺する中、彩華と約束していた二人きりの温泉旅行の日が訪れて――
「あんた、私に惚れてたりする?」
親友同士な俺と彩華の、この関係は終着点? それとも……。
ちょっと大人の青春ラブコメ、恋と友情に揺れる第二巻!
現実にいてほしいヒロインNo1
男性キャラクター部門
1位 司波達也
彼の狙いはただ一つ。愛する少女・水波の救済。
一方、水波を救いたいと願う達也と深雪の気持ちもまた光宜と同じだった。しかし、両者の信念の違いから、激突は避けられそうになかった。
名実ともに『最強の魔法師』となった達也と、人外と亡霊の力を宿した『最強の敵』となった光宜。
二人は、決戦の地、東富士演習場で激突する!
魔法科高校入学から三年。達也と深雪が過ごした波乱の高校生活に、ついに幕が下りる。
そして、二人の恋の行方は――。
完結&新シリーズさすがですお兄様って感じで1位にしておいた。
2位 綾小路清隆
さらに南雲が各生徒の能力を表示する新アプリを実装。それが全生徒に公開されたため学力の高い生徒に人気が集中。2年Dクラスは苦境に陥る。またペアを組む必要上、綾小路もホワイトルーム出身の1年生を見抜けなければ即退学の状況となり――!?
よう実キッズなので。
3位 比企谷八幡
--青春は嘘で欺瞞だ。リア充爆発しろ!
ひねくれ者故に友達も彼女もいない高校生・八幡が生活指導の先生に連れてこられたのは、学園一の美少女・雪乃が所属する「奉仕部」だったーー。
さえない僕がひょんなことから美少女と出会ったはずなのに、どうしてもラブコメにならない残念どころか間違いだらけの青春模様が繰り広げられる。
俺の青春、どうしてこうなった?
『僕は友達が少ない』の平坂読氏も(twitterのつぶやきを)注目する期待の新鋭、『あやかしがたり』で第3回小学館ライトノベル大賞、ガガガ部門大賞受賞の渡航(わたり・わたる)が残念系ラブコメに参戦!?
いくら頭を捻っても上の二人に並ぶ男キャラが思い浮かばなかったのでとりあえず。
俺ガイル結もまた地獄になりそうだし。
イラストレーター部門
1位 magako先生
昨年、ラノベ界に金髪ギャルヒロインの神絵師が降臨しました。
イラスト:magakoとなっていたら「金髪ギャルがヒロインのラブコメね」となるレベル。
2位 いちかわはる先生
作品部門で3位にした『君は初恋の人、の娘』の表紙に一目惚れ。
光の表現に目を惹かれてしまいます。『君は初恋の人、の娘』のルナちゃんが助席でアイスクリームを食べてるカラー口絵をぜひ見てみて下さい。試し読みで確認できます。やばいです。
3位 シソ先生
ディスキャラメグルくんから好きなイラストレーターです。
シソ先生の描く表情めっちゃ好きです。
おわりに
近年のこのラノは「ん~?」という感じで協力者と一般読者との認識の差が大きく(去年のチラムネは納得ではあった。2巻から積んでいるのでなんとも言えないがそのうち読みたい)、正直そこまで気になるランキングではもう無いですね。
今年も作品部門以外をよう実が独占する未来が見えちゃう……。
よう実キッズなのでこれはとても嘆かわしい。
個人が思う面白いラノベを読んでればそれでいいということで。おわり。